シダたちの流木付けを作ろう!
我が家のビカクシダ・ビフルカツムと、ドリナリア・ボニーの2つ、こいつらを流木につけてみました!
ドリナリアは、いじくり回してたらぽろっと取れてしまった部分があり、根茎がついてたので、せっかくだから流木に仕立てようと思いました。
ついでに、コウモリランは鉢で育ちすぎたので、株分けして板付しました。
カッコ良いヘゴ板やコルクにしようかと迷ったのですが、流木の方が安かった!!!
流木がペットショップで200円くらいで売ってました、安いです!
ヘゴとかコルクはお金持ちが使うものだと思ってますw今は貴重なので、値段が高いんじゃぁ、、、
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さて、では!
やっていきましょー!
ドリナリアの流木付け
材料
・流木
・植物
・水苔
・糸 テグス・麻紐・木綿糸
・ハサミ
糸に関しては、麻や木綿などの天然物を使うことをお勧めします!
なぜか?
天然物なので、時間が経つと勝手になくなります。
数年かけて少しずつなくなるので、その間に植物の活着が行われるという寸法です。
今回私は、裁縫用の糸を使ってます。
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あとはビジュアルの問題。
糸が目立ってやだ!というひとは、釣り糸の透明なテグス糸を使うといいでしょう。
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準備ができたら、次はGO!!
土台作り
何事にも基礎工事は重要です。
植え込みの際にも水苔や土で土台を作ります。
今回は水苔を使って作りましょう!
まずは乾燥水苔を水でふやかしてください。
全体的に水を含んだらOK!
よく絞って、植え込む場所に水苔を詰めていきます。
今回は流木のくぼみに着生させたいので、くぼみに水苔のベッドを作ります。
植え付け
植物を当て込むとこんな感じ?
ドリナリアは、根茎があるので、根茎全体が覆われていればいいんです!
(根茎は毛虫みたいな部分。ここがコアで、根と芽が出てきます。ここが残ってれば大体復活します。なんかピッコロさんの頭みたいw)
植え付けたい部分に固定できたら、水苔で包んでやりましょう。
ここは、全体的にふわっと包んでやる感じで!多めの水苔で包んでやってください。
さて、ここから糸巻きタイム。
巻き方にルールはありません!
固定できればいいのです!まず固定ができないと根が張らないので、ちょっとキツめに糸を巻いてやります。
あまり力入れると糸切れちゃいますが、せめて、逆さまにしても植物や水苔が落ちてこないように巻き付けてください。
水苔を糸の中に押し込みながら、巻き込んでやると株をしっかり水苔で包み込むことができます。
完成するとこんな感じっす!
私は、盆栽用のアルミ線でフックを取り付けてみました!
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管理方法
水苔の量が少ないと水が飛んで乾き安いです。
特にドリナリアは乾燥が好きではないので、こまめに水やりと霧吹きをしてやりましょう。
直射日光は避けた、明るい室内で、こまめに霧吹きをして育ててやれば、どんどん芽が出てきますよ!
ビカクシダの流木付け
株分け
ビカクシダの場合、最初は株分けをしないと流木に活着させることができません。
ここが大変なんです、、、
なかなか鉢で育ったコウモリランを株分けするのは大変なのですが、根気よく剥がしていきました。
根をほぐしながら、余分な部分はカットします。
そして、貯水葉と貯水葉が重なっている部分から、えいやっ!と引き剥がして分離します。
この時、根っこが取れると活着しづらくなるので、根っこはそれぞれ単離した株につけておいてください!
植え付け
植え付けのやり方はドリナリアと同じです。
しかし、コウモリランの場合は、根茎がありません!コアがないのです。
そして、コウモリランには貯水葉があります。
板付や流木につける際は、この貯水葉を貼り付けるように仕立ててやるとうまくいきますね🤗
以前大きいビカクを板付した時は、ホチキスでバチバチ止めちゃいましたw
こんな感じで、貯水葉がペタッと流木に張り付くように仕立ててやります。
あとは、貯水葉に水苔を噛ませてやります。
隙間ができないように水苔で埋め込んでやります。
流木に根が着くまでの間、水苔を掴んでてもらうという理由と、乾きづらくするって理由です。
こんな感じである程度水苔を詰めたら、糸巻きです。
こんな感じで、私は貯水葉ごと糸巻きにします。また新しい貯水葉が展開したら糸ごと覆い尽くすので。
今は糸が目立ちますが、活着する頃には見えなくなっていることでしょう。
管理方法
ビカクシダは、シダの中では乾燥に強く、日当たりがきつくても割と頑張ってくれます。むしろ、日当たりが良い方を好みますので、明るいところで育ててください。
水やりの際、水苔が乾いたら貯水葉ごと水をかけてやり、成長期には肥料を貯水葉の間に入れておくと、どんどん大きくなります!
YouTubeに動画を公開いたしますので、また更新したらURL載せときますねー!